鬼怒川のせせらぎを聴きながら入る風情たっぷりの露天風呂から、 心身ともにリフレッシュできるサウナやジャグジー風呂まで、 お好みの湯船をじっくり満喫。温泉三昧をとことん愉しみつつ、“湯”の趣を感じてください。
本温泉街を望むエントランスホールに、訪れる人を出迎えるように設えられた休み湯。 鬼怒川で古くから親しまれてきた「宝の湯」は、美肌の湯としても知られています。
古くは江戸時代より「滝温泉」の名称にて呼ばれ、当時、日光の寺社領であったことから、日光詣で帰りの諸大名や僧侶達のみが利用可能な温泉でした。明治時代になり滝温泉が一般に開放されるや、「傷は川治、火傷は滝」と称されたこの名湯を求めて、山奥まで訪れる人が絶えなかったといいます。
その後、鬼怒川対岸に新しい源泉が発見され、東岸を藤原温泉、西岸を滝温泉と呼び、会津西街道を行き交う旅人や里から山村に出入りする商人の温泉宿として栄え、昭和2年頃より両岸の温泉を総称して「鬼怒川温泉」と呼ぶようになりました。
「鬼怒川温泉の発祥の湯」ともいうべき滝温泉から湧き出た源泉の一つである「宝の湯」。刺激の少ないアルカリ性単純泉は、神経痛やリューマチなどに効能があり、美肌の湯としても知られています鬼怒川プラザホテルでは、大浴場と休み湯にこの「宝の湯」を使用しており、毎分約300リットルもの豊富な湯量を誇る名湯は、現在でも53度前後の温度を保ちつづけ、開湯以来250余年、変わることなくそのぬくもりを今に伝えています。